煮物が上手く作れない
なんかちょっと違う
という方少なくないと思います
①(著作権フリー写真を使用)
このように、煮汁がビタビタの状態のまま仕上げている写真をよくお見受けします。
実はこれまだ調理途中のようなものです
本来は
この状態から鍋の前から離れず、
強火で一気に煮詰めます(煮汁を含ませる)
②宮子作
これで味を染み込ませてあげます
まず味付けをする時、
【味を濃くする】には二つの方法があります。
調味料をたして濃くする!
煮詰めて濃くする!
です。
つまり、
煮詰める作業をしないで味が丁度いい場合
薄めに味を付けて
煮詰めて味を丁度よくさせた場合では、
煮詰めて丁度よくさせた場合の方が
調味料が少なくて済む!ということになります
逆の言い方をすれば、
煮詰めていない方は無駄に調味料を使って
塩分・糖分を摂取していることになります
調味料摂取のことだけで無く、
なぜこの煮詰める(煮含める)工程をした方が美味しいかと言うと、
だしの味が感じられる優しい(薄めの)味付けの汁を素材に含ませ、共にいただけるからだと思います
私煮詰めてなかったわという方いらっしゃいましたら、ぜひ試してみて下さい
最後に、火から離れず強火にして、
「美味しくなーれー
美味しくなーれー」と
2~3分煮含めるだけで、料理が変わるはずです
今までの調味料の量のままでやってしまうと、味が濃すぎてしまうと思うのでご注意下さい
水分が無くなったら、すぐ焦げるので、火から絶対に離れないで下さい
①のお写真は、まだ問題点が見えます
今月のお料理教室で、いり鶏を通じて、生徒さまにご紹介したいと思っています

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