如月のお稽古 ~応用の回 ご報告~

こんにちは!
相模原で和食料理教室を主宰しております
宮子と申します。

少し前になってしまいましたが、

如月のお稽古 応用の回が無事終了致しました。
お越しくださいました皆さま 誠にありがとうございました。

寒さが一層増したこの時期、お魚は脂がのって美味しくなります。
そんな今時期にピッタリの献立となりました。

如月のお稽古 応用の回
【献立】
旬の魚をお一人一尾捌いて、
・西京焼き
・海老真丈椀
・たこ生姜ごはん
(ご自身で捌いた分の西京焼きはすべてお持ち帰り)

主菜【西京焼き】

試食は、私が2日前に漬けておいたサワラや真タラをお召し上がり頂きました。





魚の水洗い~三枚卸し~切り身までおこない、
とっても単純なお味噌の割で、美味しい西京焼きに。

通常西京焼きは、
タッパーに味噌床を作ってお魚を漬けて2~3回は使いまわしますが、
魚に触れた部分の味噌を取り除き、お味噌を補充しなければならないし、
たくさんのお味噌が必要となります。

なので、ご家庭でも気軽に作って頂けるように、
少量のお味噌をラップで包む方法をご紹介致しました。

100gの白味噌に対して、大さじ1杯の本みりんを混ぜるだけ!
1~2日漬けます。

頂戴したご感想
「かんた~~ん、明日から作っちゃう」
「おいしい」
「西京焼きは買うものだと思ってたけど、簡単で作った方が美味しい!」
「自分で作った方が甘すぎないし、余計なものが入ってないからいい」
とお喜びの声多数でした。

汁物【海老真丈椀】

用途にわけて、一番出汁・二番出汁を引く方法からおこない試飲
お吸い物用の一番出汁は澄んだ中にも味と香りがしっかり出ていますが、
やはり二番出汁は味も香りも劣ります。

ですので、いつも教室では一番出汁と二番出汁の方法をまぜたハイブリットな出汁の作り方をご紹介しています。
一番出汁よりも多少酸味が入りますが、
お吸い物以外の家庭料理であれば、十分なおいしさです。
そして、なんと言ってもかつお節も少なくて済む

この、ハイブリット出汁は、2度目にお越しいただいた際に、お教えしています。
気になる方は、ぜひ教室にいらっしゃってください

椀だねの真丈は、
ミキサーで簡単に作れる方法をご紹介。
洗い物が極力少なくなるように試作を繰り返しました。

「これなら気軽に作れる」
「やさしい味で、子供にも食べさせてあげたい」
「美味しい、かなりヒットです」

など、リクエスト頂いていた生徒さまに、喜んでもらえて安堵致しました

御飯【たこ生姜御飯】

茹でダコを使って、柔らかく煮る方法をご紹介して。
たこは旨み成分が少ない食材ですので、
お出汁と濃い目の調味料で味を付けると美味しく仕上がります。

「たこやわらか~」
「生姜がまたいい」
「濃いめでちょうどいい」
など、お声を頂戴いたしました。
でも、一日目の実習では、たこの個体差のせいで縮まってしまい少し失敗
悪い例をお見せしてしまいました

原因は、元のたこが大きい物は伸縮率が高い分、
足の一本売りを買ったときは、それを考慮してカットする必要があるのだと思います。

生徒さまに報告っ報告

宮子の和食料理教室では、
もの珍しいものは、ご紹介致しません
「普通の和食が、こんな簡単なことでおいしくできるんだ」と
知っていただきたいのです。

また大切な方へと幸せの輪が広がるのが楽しみです。

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