魚の見分け方~お稽古でお教えすること~

こんにちは!
相模原で和食料理教室を主宰しております。
宮子と申します(^^)!

本日はいつもお稽古でお話ししている魚の見分け方をご紹介します🐟

魚を選ぶ時って鮮度ばかりを気にしがちですが、魚は「鮮度」と「脂ののり具合」を見ます。
「鮮度」を見るには、
①目が澄んでいるか
②エラの色が鮮血色か
③お腹がブヨっと弱ってなくハリがあるか
を見ます。
そして「脂ののり具合」!!
①腰から下の肉ずきがよくプックリしてるかを見ます。
 
こちらの写真の鯵をご覧ください。

6/23 千葉県産

「大きい=脂がのって美味しそう」って思ってしまいませんか?

 

しかし腰まわりを見てみるとくびれててシャープな印象です。
開いてみるとやはりお腹に卵や白子を持っていて、お腹に栄養が行ってしまって身に脂がありませんでした。

魚は旬が進んでくるとお腹に卵を持ち始め身に脂が無くなってきます。(旬の名残りの時期)

よく言えばサッパリした味わいになってくるわけですが☆
このように一つの旬の中に、
旬の走り・盛り・名残りがあり、それを楽しむことができるのが、日本であり日本人の素晴らしさでもありますね☆☆☆
 
例えば煮付けを作る際、魚の状態を見て
「脂がのってて鮮度も良かったら水で十分だな!」とか
「脂ものってないし少し鮮度も悪いから、出汁とお酒で煮てあげようかな!」
そんな風に料理が出来るようになると格段に美味しくなりますし、家族の反応も変わります☆☆☆
 

毎日やらなきゃいけない料理、だからこそ今より少しでも楽しくなって頂きたい。

宮子の和食料理教室の一番の願いです(#^^#)

 

ぜひ魚屋さんでお魚と対話してみてください♪♪♪

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