こんにちは!
相模原で和食料理教室を主宰しています。
宮子と申します。
昨日は、茶道のお稽古でした。
飾って下さっていた掛け軸の言葉が、
素敵な言葉でしたので、ご紹介させて下さい
「竹 葉々起清風」
~たけ ようようとせうふうをおこす~
これは禅語で、
茶道は禅の影響を受けているため、
禅語の掛け軸が多いです。
中国の禅師が長旅に出る門弟を
見送った時の詩で、
竹の葉のサヤサヤと擦れる心地よい音と竹の葉が起こす爽やかな風に
しばしの別れをいさぎよく考える禅の教えと
道中の息災を願う情感が込められているそうです。
「風が竹の葉を揺らす」のではなく
「竹の葉が起こす風」と言うのが
また斬新で面白いです。
今時期は、
若竹が力づよく成長し、竹林はとても美しく清々しい。
茶室に居ながら季節を感じる事が出来ました。
そんな先生のおもてなしの心が、
伝わってくるような掛け軸でした。
茶道のお稽古では
お客様をもてなす心
もてなされる側の礼儀
美しい所作
を学びます。
昨日もありがたい学びの時間でした。
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