お茶のお稽古〜初釜とうかい鳥山

こんにちは。相模原「宮子の和食料理教室」宮子です。ただ今育休を頂いております。

本日は年初めの初釜のお稽古。その後はうかい鳥山で会食させて頂きました。茶道では所作はもとより、おもてなしの心・自然の恩恵・気配りなど、沢山の事を先生のお姿から学ばせていただています。

 

そんな尊敬する先生が、近々お稽古をお辞めになるという事で、今まで以上に身が引き締まる思いでのぞみました。

先生のお稽古を受けられなくなるのは、とても寂しいけど、先生がお決めになった事なので、残されたお稽古を余す事なく吸収したいと思いました。

そこで今日は記録として投稿させて下さい。

 

お軸:天行健 〜カルピス創業者三島海雲作〜

お天道様と共に起き働き、陽が落ちたら身体を休める。そうした生活をしていれば健康でいられる。というカルピス創業者三島海雲さんが92歳の時に書いた書。

 

 

道具:皆具(宝づくし紋)

茶器:鱗鶴

茶杓:雪月花

 

 

[長板薄茶運び点前](基本的なお点前)

1茶碗・茶器を前にご挨拶。運び入れ仮置き、置き合わせ。

2建水・柄杓を運ぶ。柄杓を持ち蓋置きを取り柄杓を戻し、蓋置きを炉の右手前にセット。

3建水を位前に置きなおす。

4その手で茶碗と茶器を膝前におく。

5袱紗をちりうちして茶器を拭き左手前に置く。

6再度袱紗をちりうちし茶杓を清め茶碗の上へ。

7袱紗は右膝横に置く。

8鏡柄杓し、左手で持ったまま袱紗で炉の蓋を取り蓋置きに。

9袱紗は建水の右に置いておく。

10茶碗に入った茶巾を炉の蓋に置く。

11持っていた柄杓を横に持ち替え茶碗に湯をくむ。

12柄杓を炉に置く。

13 3回茶せん通し拝見し、シャカシャカ洗いのの字で引き上げ。

14茶せんは置き、茶碗を2回湯回しし温めたら建水へ捨てる。

15茶巾で茶碗のふちを拭き底はゆの字で拭く。

16茶碗を置き茶巾は炉の蓋へ。

17右手で茶杓、左手で茶器、右手で蓋を開け膝と茶碗の間に置く。抹茶を入れならしてコンコンとはらう。

18水指しの蓋を3手で開ける。

19湯を汲む。

20茶を点てる。(先生はまーるく点てている)

21茶せんを戻し茶碗を炉の右手前におき、体を客人の方へ向ける。

22茶碗を客人に正面になるように反時計回りに回し、炉の蓋の右奥に置く。

23主客が一口飲んだところで袱紗を帯に戻しておく。

24戻った茶碗を一度位前に置き、向きを左斜めに戻し茶碗を位前に置く。

25柄杓で湯を入れ回してすすぎ、建水に捨てる。(お終いに致します)。水で茶せんをシャカシャカ清め2回茶せん通し、のの字で茶せんを出す。建水に捨てる。

26茶碗に茶巾と茶せんを戻す。

27建水を下げる。その手で袱紗をさばきをし茶杓を清め茶碗に戻す。

28袱紗を建水の上ではらい、茶器と茶碗を置き合わせ。

29前が空いたところで、炉に水を足し湯がえしする。

30鏡柄杓し左手で持ったまま

31炉に蓋をする。柄杓を蓋置き(柄杓入れなど)に、水指しに2手で蓋をする。

32(御りょう器の拝見を御願いします)礼を返す。

33入りの字飾りや柄杓指しに戻すなどし、茶碗を建水の前に置く。

34茶器を左手で持ち、体は客人の方へ向け膝前に置く。袱紗をちりうちし蓋をこの字で拭き、淵も拭く。反時計回りに回して客人の方へ向け置く。袱紗を脇に戻す。

35茶杓も取り客人の方へ向け置く。

36建水から運び出す。

37茶碗を運び出す。

38やかんを運び入れ、水指しに水を足す。

39お茶器(輪島塗り鱗鶴)お茶杓(輪島塗り雪月花)お茶名(宇治小山園の式部の昔)の名を伝える。

40茶器と茶杓を運び出し、ご挨拶でおしまい。

 

一つ一つの所作に意味があり心を配ります。が、私まだまだです(>人<;)

 

 

 

その後はうかい鳥山さんへ  

はなれだということで赤ちゃんもお呼ばれしていただいて、お言葉に甘えて子連れで参加させていただきました。先生や先輩方のあたたかさに感謝致します(>人<;)じぶんちより寝心地のいいベットに寝かせてもらい、赤ちゃんもスヤスヤ♡ 

 

 

 

 

会席料理の焼き物のタイミングで、鳥山名物の鳥の炭火焼き☆大変美味しく楽しい時間でした。

 

 

このお稽古がなくなってしまうなんて悲しいけど、境遇に従順であろうと思いました。

残りのお稽古頑張ります。

 

 

 

 

 

 

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